キミに恋なんてありえない!?
「「……は?」」
父さんと母さんが早く帰ってきた理由。
それは
「新婚旅行…」
いやいや、ありえないだろ。
機会訪れたじゃねぇか。俺にとって好都合だわ。
そこから話を聞くに俺が萌桃を好きと親にバレていたみたいで焦る。
いやいや、萌桃には俺しかいないって言ってくれるのは嬉しいけども、萌桃にバレるだろ。
冷や汗をかきながらチラッと萌桃を見ると首を傾げていた。
なんだこの可愛い生き物は。
胸がきゅんと鳴いた。
俺は絶対萌桃を落とすと意気込んだ。