キミに恋なんてありえない!?
えっ、蒼?
すると花火なんか視界に入らなくなるぐらい蒼の綺麗な顔がドアップになった。
それと同時に前と同じような柔らかな感触が唇に当たる。
────へ?
びっくりして固まっていると蒼の唇が離れた。
き、きききキス!?
顔にどんどん熱を帯びていく。
「あ、蒼……っ?」
「もう我慢できない」
え?
「花火を見ながらキラキラしてる横顔が綺麗すぎて抑えられなかった」
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