キミに恋なんてありえない!?





可愛いなぁ。

嫉妬してくれてるんだ。しかも犬に。



「……うるせえ。俺まだ萌桃といちゃいちゃしてない」

「へっ?…わっ!」



どういう意味なのか聞こうとすると急に蒼が私の腕を掴み私を立たせた。

と思うと、抱きしめられる。



「……へっ」



急な行動に戸惑い、あたふたしていると



「……充電中」



人混み疲れた、と付け足し強く抱きしめてくる。


そんな行動にまた胸が高鳴った。





< 276 / 319 >

この作品をシェア

pagetop