キミに恋なんてありえない!?
「……萌桃、愛されてるのね」
「へ?」
なにが?と首を傾げる。
「蒼くんがああなったってことは!
萌桃が好きすぎるから以外ないでしょう!!!」
目をキラキラさせて見つめられる。
す、好きすぎるからって……。
また、蒼に目をやると蒼と目が合った。
すると、蒼は私を見てふにゃっと微笑んだ。
「……〜〜っ」
どきんと胸が高鳴る。
それを見た羽瑠はきゃーきゃー騒いでいる。
ほんとに私は幸せだな。
これからもずっと蒼が好き。