キミに恋なんてありえない!?
っ知らない知らない。
見てないもんっと蒼から視線を逸らした時。
「……あれ?もしかして蒼くん?」
と高い声が聞こえる。
「えー!やっぱり蒼くんでしょ!?中学ぶりだね、久しぶりー!!」
え?
ちらっと蒼を見ると、蒼に駆け寄る小柄な可愛らしい女の子が。
蒼は、あぁ……と言いながら前よりは塩対応。
中学ぶりってことは、同中かな?
「うわー!蒼くんやっぱりすごいモテるんだね!
なのに本命いなかったからさ〜」