キミに恋なんてありえない!?




…わっ

現れたのは容姿の綺麗な男の子。綺麗な二重。サラサラな金髪に近い色の髪。綺麗な血色の唇。スラッとした私より高い身長。



「あ、蒼。れんとえまはここにいるよ」



蒼人さんがそう言うと男性は私を見た。

ん、んん??
…凄いガン見されてる


思わず視線を逸らすと


スタスタと私の方に歩いてきた。
倒れてる私に手を差し出してくれたので手を取り起きると



「君が…姉になる人?」


「えっ」




「あらぁ、あなたが蒼くん??」



んん??



弟……だよね!?



< 5 / 319 >

この作品をシェア

pagetop