キミに恋なんてありえない!?
一番苦手な嵐の日
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次の日の6時間目のこと。
体育の授業だ。
女子は体育館でバレー。男子はその隣でバスケをしている。
今私は試合中。
ボールが私に向かってきたのでそのままダンっとアタックした。
「萌桃ナイスー!!」
羽瑠が手を挙げてきたのでパシン!とハイタッチした。
「萌桃は運動神経いいんだね」
「ふふ、ありがとう」
2人で話していると
────ザァァァァァ
「「え?」」
羽瑠と一緒に声を上げ外を見た。
私たちだけじゃなく体育館にいる人全員が外を見た。
え、
「…雨?」