キミに恋なんてありえない!?
何コールなったか知らないけど
『…萌桃?』
で、でた!!!
「あ、蒼!」
『は?え、お前泣いてんのか?』
「た、助けて!!」
泣いてるとかどうでもいい。
電話かけるのに必死すぎて泣いてるなんて気づかなかった。
『どうした!?何があった!!』
「だ、誰かに後…つけられてるみ、みたいで」
『…!今どこだ!』
「駅の近く!こ、このまま家帰ると家バレる!」
『…クソっ今すぐ行く!電話は繋げとけ』
うんっと返事して走り続ける。
寒い…けど今はそんな場合じゃない。