キミに恋なんてありえない!?




傘持ってくれば良かった。
朝慌ててたから天気見てなかった…

朝の自分を殴りたい。



無我夢中で走っていると


っっあ!!!



石につまづき視界が逆転する。

やばっ!




ズシャッと転びスマホが手から離れた。

『…萌桃!?』



いった…。
地面が水だらけで冷たい。


倒れてる間に足音が近づいてきた。



や、やばい!

相手の顔が確認出来る距離まで来た。



た、助けて…




「あ、蒼!!!」




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