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 入学式の準備で1年生の教室の飾りつけをしていた時に来たのが裕先生だった。

 「おー頑張っとるね~」

 この声を聞いて私は少しドキッとした。

 私はまだ気づいてなかったけど、恋が始まっていた・・・。

 黒板に文字を書いていた私は英語のスペルが分からなくて裕先生に聞いてみた。

 すると、あっさり答えてくれた。

 この時またドキッとした。

 私は隠しきれなくて教室を出た・・・。

 「どうしよう。先生に恋してどうするんだ・・・。とりあえず今は準備を進めないと。」

 心の中でそうつぶやいてもう教室に戻った。

 皆は普通に準備を続けていた。

 「気づかれてなくてよかった・・・。」

 今はよく分からないけど、何とかしないと。

 
 準備は順調に進んで無事に終わった。

 「ありがとう!!おかげできれいになった~」

 そう言ってくれて私はまたドキッとした。
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