大切なあなたへ~ありがとう~
夏美「よし、寝るか」

仁「おいおい早くないか?」

夏美「いいじゃん、どうせ今日寝れないんだし」

仁「そうだな、俺も寝よ」

夏美「おやすみ」

仁「おやすみ」

夏美「スースースー」

仁「早っ」


先生「藤崎さん、藤崎さん!!」

夏美「あんだよ。なんですか先生」

危ない危ない、スイッチ入るところだった

先生「あなた、私の授業で寝るなんていい度胸ね、あの問題解きなさい」

夏美「えー、仁だって、寝てるじゃないですか?」

先生「仁様はいいの」

先生なのに仁様だなんて、ババアがカッコ悪

夏美「先生わかんないでーす」

「あんな問題もわかんないなんてアホじゃん」

「よくこの学校入れたものね」

「ダッサ」

連「うっせーなー」

ピキーン

やばい、連の殺気で、空気が、凍りついてる

悠斗「おいおい、連やめときな」

連「すまねー」

咲人「ごめんねみんなー」

バタッ バタッ バタッ

うわぁー、営業スマイルで何人か女子倒れたよ

心奈「もぉ、連〜やめてよ〜」

_| ̄|○、;'.・ オェェェェェ

無理無理無理無理

きもぉぉぉぉぉぉ

先生「さ、藤崎解いて」

夏美「だからわかんないって言ってんじゃん」

先生「寝てた罰として廊下に立ってなさい」

夏美「なんで、私だけなんですか?」

先生「あなたがバカだからよ」

「クスクスクス」

夏美「チッ」


ガラガラガラ

もう、大学卒業しちゃったから、あんな問題、朝飯前なんだけど...

やっばり注目浴びたくないよね

夏美「よし、理事長室行こ!」
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