大切なあなたへ~ありがとう~
昴「んん、」

翔「起きたか」

昴「どれぐらい寝てました?」

翔「丸1日」

昴「仕事もしないでごめんなさい!!」

翔「いいんだよ」

昴「でも...」

翔「今は夏美の傍にいてやれ」

昴「ありがとうございます」

翔「腹は減ってるか?」

昴「微妙です(* ̄∀ ̄*)」

翔「ゼリーだったら食べれるか?」

昴「多分?」

翔「俺に聞くな」

昴「食べれます!」

翔「そうか、じゃあ、これ」

昴「買ってきてくれたんですか?」

翔「起きた時にって思ってな」

昴「ありがとうございます」

翔「早く元気になれよ、それ食ってもうちょっと横になれ」

昴「でも、俺夏美のところに行きたいです」

翔「はぁー、お前気づいてないんだな?」

昴「何がですか?」

翔「昴、お前熱あるんだぞ?」

昴「へ?」

翔「試しに、計ってみるか?」

昴「はい」


ピピピピッ ピピピピッ

38度5分

昴「ほんとだ」

翔「無理しすぎだ、今は体休めろ」

昴「すみません(o_ _)o」

翔「ちょっと上がったな、点滴だけしていいか?」

昴「え、」

翔「早く治したいだろ?」

昴「はい、」

翔「そんなに渋るなよ寝てからやろうか?」

昴「いや、ゼリー食べ終わったらで」

翔「わかった、取ってくる」

ガラガラガラ

昴「熱か...久しぶりに出したかも」
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