大切なあなたへ~ありがとう~
昴「夏美」

夏美「...んっー」

昴「夏美ってば」

夏美「おわっ!顔がちけぇーよ」

昴「ごめん」

夏美「寝てた?」

昴「うん、爆睡」

夏美「ごめん」

昴「いいよ、今日は色んなことがあったもんな」

夏美「ちょっと、疲れてるのかもね」

昴「かもねじゃなくて実際そうだろ?」

夏美「んー、わかんない」

昴「自分のことなのに?...とりあえず家に入ろ?」

夏美「うん」


昴「あっ、一様カードキー渡しとく」

夏美「え、いいよそんなぁー」

昴「はぁー、俺が夜勤の時家に入れねぇーだろ?」

夏美「確かに、けど昴の分は?」

昴「俺のはあるよ、合鍵だ」

夏美「マンションでカードキーって、最先端だね」

昴「そうか?」

夏美「そうだよ!」

昴「このマンションは、医療関係者が多いから夏美に何かあっても安心だな」

夏美「なんだそれ...私は昴しか受け付けませんーだ!」

昴「可愛いこと言ってくれるな」

夏美「///」

昴「自分で言っといてなんで照れんだよ」

夏美「だってぇ!」

昴「だって何?」

夏美「もう家つくよ!」

昴「話しそらしたなぁー」

夏美「ていうか、晩御飯どうする?作ろうか?」

昴「いいよ、今日はゆっくり休みな俺が作る」

夏美「マジで昴の手料理食べれるの?やったぁー!!」

昴「味に保証はないが」

夏美「まずいかは、食べてみないとわかんないって!家ついたよ入ろ?」

昴「うん、夏美にカードキー渡したんだから、夏美が開けて」

夏美「なんでよ!」

昴「見て、両手塞がってる」

夏美「じゃあ、荷物持つ」

昴「なんでそんなに拒むんだよ、開けて?」

ガチャ

夏美「なんか、違和感しかない」

昴「そのうちなれるよ」
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