大切なあなたへ～ありがとう～

ガチャッ

仁「とりあえず座れ」

夏美「うん」

佳音「うん」

風馬「どうしたんだよ、何があった？」

佳音「夏美ちゃんが ヒック 姫やめろって ヒック 早く消えろって」

仁「 (夏美大丈夫かなぁ？、なんか金龍のこと、思い出してそうな顔してる) 」

夏美「そんなこと言ってない」

爽「夏美最低だな」

夏美「なんでやってないこと認めないといけないの？」

あぁー辛いフラッシュバックする

夏美「ちょっと2人にしてくんない？」

仁「んな事出来るわけねぇーだろ」

夏美「いいから2人にしろっ！」

勇気「とりあえず2人にしてやろ」

仁「でも」

夏美「わかった、私が佳音になんかしたら首吊って死んでやる」

爽「そこまでしなくていいじゃん」

夏美「いいから2人にしろっつってんだ！！！」

仁「 (あの目は本気だ) わかった」

佳音「えっーみんなぁー佳音こわいー」

風馬「大丈夫だよなんかあったら叫べ」

佳音「うん、わかった頑張ってみる」

バタンッ

夏美「コソッ 小型カメラ、盗聴器落としてソファーの上に寝転んで、キャー殴らないでー助けてーって叫ぶんだよ」

佳音「えっ？」

夏美「いいからやって わかった？」

佳音「わかった」

ガタンッ コトッ

佳音「キャー助けてー！！なぐらないでー」

ドンッ

ゴンッ

バキッー

夏美「このカメラめっちゃ硬いじゃん、痛った」

佳音「よくわかったね、カメラと盗聴器」

夏美「当たり前じゃん」

佳音「やっとお父さんから開放されたー」

夏美「それが素なんだ」

佳音「そーだよ、今までキモイ声出してごめんね」

ガチャッ

仁「何事だ！？」