大切なあなたへ~ありがとう~
ガチャッ

夏美「もう、この変装もいいか、パサッ」

佳音「やっぱ、可愛い」

夏美「なんか言った?」

佳音「なんもない(こんの、天然で鈍感で、くそかわいいかよ)」

夏美「そう?、変なの」

佳音「で、夏美、何で私を呼んだの?」

夏美「傷口見せてくれない?」

佳音「えっ?傷口って」

夏美「DVうけてるんでしょ?」

佳音「なんで知ってんの?」

夏美「だから調べたってゆってるでしょ」

佳音「あぁーなるほど」

夏美「痛いんでしょ?、見せて」

佳音「パサッ、はい」

夏美「うわぁー痛そうだねー」

佳音「痛いよ」

夏美「けど、これぐらいで良かった」

佳音「これぐらいで良かったって何よ、夏美にはわかんないでしょ?、こんな痛み味わったことないでしょ?」

夏美「ごめんね、私にはわかんないよね」

佳音「なんなの、夏美サイテー」

ガチャッ

夏美「佳音、ごめんね、みんながいる部屋に行って、私がいっつも言ってる場所につれていけって夏美が言ってたって行って、連れていってくれるから」

佳音「わかった」

バタンッ

(。´-д-)はぁーやばい貧血も出てるし、昨日もカッターできりつけられたし。

せっかく前の傷が塞がって来たところだったのに、前より深いかもズキズキする。

このまま病院行ったら入院かもな
パソコン持っていこ。

このまま1階に降りて下っ端くん達に連れて行ってもらお
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