大切なあなたへ～ありがとう～

昴「栞ちゃん大丈夫？」

栞「はい、、、」

昴「持病の貧血出ちゃったかな？」

栞「はい、」

昴(いつも猫なで声の、栞ちゃんが、敬語をつかうのは、相当辛いってことかな)

昴「翔先生呼んで、めまい止める薬入れてもらう？」

栞「いいで、す、」

昴「ご飯は、さすがに食べれないか？」

栞「はい、ごめんなさい」

昴「無理して吐いたら意味ないからね。いいよ、」

栞「…」




なんで、昴が栞ちゃんと話してるだけなのにこんなにイライラするんだろ

夏美「早く、退院したいから頑張ろ」

仁「失礼しまーす」

夏美「仁じゃん」

仁「おう！夏美これ」

夏美「早いね、ありがとう」

仁「どれ持ってきていいかわからなかったから適当にいっぱい持ってきた」

夏美「いつも、サンキューな」

めちゃくちゃ今さら感だけど病院着なんだよね
スエットの方が、柄はマシかな

夏美「着替えよ」

仁「それじゃぁ」

夏美「もう行くの？」

仁「もう行くの？って今日、平日だから学校」

夏美「そっか、ココ最近入院続きで日付感覚なくなってるよハハッ」

仁「学校行ってくるわ」

夏美「行ってらっしゃい！ちゃんと学ぶんだよ！w」

仁「オカンか！」

夏美「んー？まぁそんなとこ」

仁「違うわ、じゃあ行ってくるな」

夏美「うん、バイバイ」

仁「バイバイ」


夏美「佳音？」

佳音「何？」

夏美「これ着る？」

佳音「いいの？」

夏美「病院着ダサいでしょw」

佳音「うんwじゃあお言葉に甘えて」

夏美「私も着替えよ」