運命のイタズラ2
蛭間和幸「行ってらしゃい」
蛭間多美子「おみあげ買ってくるね」
蛭間和幸「楽しみにしてる」
このあと私達の関係がギクシャクしてしまう事になるなんて、この時の私達は、知らなかった。
馬本信子「明日だね同窓会」
蛭間多美子「うん」
中学校の同窓会は、楽しかった。
私は、おみあげを買って翌日家に帰った。
その日は、なぜか、朝から蛭間和幸からのLINEが、無かったし、既読もつかなかったので、私は、やな予感が、しながら家に、入る。
蛭間多美子「和幸君?」
寝室から声がする。
寝室を覗くと、知らない女性と蛭間和幸が、イチャイチャしていた。
私は、気付かれないように、そ~と蛭間和幸の実家に行き、義母さんに、今見た事を話して、泊めてもらった。
翌日義母さんは、私と一緒に、蛭間和幸がいる寝室に、入った。
蛭間千恵「和幸!どう言う事だい!」
蛭間和幸「これは…」
佐々木愛依(ささきめい)「私蛭間和幸さんと付き合っています。佐々木愛依と言います」
蛭間多美子「さようなら…」
私は、その場から逃げるように車に乗って行ってしまう。
蛭間千恵「和幸に、佐々木愛依さん蛭間多美子さんから慰謝料要求されるわよ、覚悟しといて…」
佐々木愛依「どういう事?」
蛭間和幸「君は、浮気相手になっているんだよ!待って母さん!俺の話を聞いてくれ!」

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