愛執身ごもり婚~独占欲強めな御曹司にお見合い婚で奪われました~
「ずっと、大切にする」
「っあ」
自分では手が届かない場所で痛みを感じ、目をきつく閉じる私の頬を、涼介さんは指先でそっとなでた。
「ヤバい……菜緒、かわいすぎ」
涼介さんの背中にしがみつき、律動に身を任せて私は目尻から涙が流れていると気づいた。
ベッドのスプリングが軋み、体は苦しいけれど、涼介さんと結ばれるうれしさの方が大きい。
「菜緒はもう、俺だけのものだよ」
「んっ……!」
止まない甘い台詞に上手に力が抜け、少しずつ嬌声が大きくなる。
それに比例して、涼介さんの息遣いも激しくなってきた。
「菜緒、愛してる」
湿った肌と肌が擦れ合って心地よい体温が生まれ、好きな人が目の前でふっと自然に頬を緩ませる笑顔を見られるのは、際限なく幸せな瞬間だった。
「私も、大好き……」
涼介さんを好きな思いがもっともっと強くなってゆく。
涼介さんの宣言通り、窓の外が白むまでお互いの肌に吸い寄せられて抱き合った時間は、幸福感に満ちていた。
「っあ」
自分では手が届かない場所で痛みを感じ、目をきつく閉じる私の頬を、涼介さんは指先でそっとなでた。
「ヤバい……菜緒、かわいすぎ」
涼介さんの背中にしがみつき、律動に身を任せて私は目尻から涙が流れていると気づいた。
ベッドのスプリングが軋み、体は苦しいけれど、涼介さんと結ばれるうれしさの方が大きい。
「菜緒はもう、俺だけのものだよ」
「んっ……!」
止まない甘い台詞に上手に力が抜け、少しずつ嬌声が大きくなる。
それに比例して、涼介さんの息遣いも激しくなってきた。
「菜緒、愛してる」
湿った肌と肌が擦れ合って心地よい体温が生まれ、好きな人が目の前でふっと自然に頬を緩ませる笑顔を見られるのは、際限なく幸せな瞬間だった。
「私も、大好き……」
涼介さんを好きな思いがもっともっと強くなってゆく。
涼介さんの宣言通り、窓の外が白むまでお互いの肌に吸い寄せられて抱き合った時間は、幸福感に満ちていた。