孤独なお姫様

はやくあの女を追い出さないとまた同じ目に遭う。

＿次の日
夕方になり、大粒の雨が降り始め土砂降りになった。

誰も見ていない所で自ら自分の身体に傷をつける。
...北斗につけられた傷も利用しよう。

この傷を美咲ちゃんが付けたことにすればいいよね。...悪気はないの。ごめん...！

みんなが倉庫に向かったであろう時間に合わせて私も向かう。

＿倉庫に着くとまっさきにみんな駆け寄ってきた。
...美咲ちゃんはまだ来てないか。

隼「莉子ｯ、その傷だれにやられた！？」
『み、さきちゃんｯ』
そういうと皆の顔が曇る。