孤独なお姫様
樹「...出ていけ。この裏切り者が」
海「樹に代わって言いますね。美咲さん、あなたを蘭姫から下ろします」

倉庫の外へ連れていかれる美咲ちゃん。
...なんだろうこの気持ち。
全身の力が抜けていくのがわかる。
よかった...北斗、私やったよ!

けど_北斗は想像していたものとは違うことを私に言った。

北「...まだ終わりじゃねぇ、しばらくこっちに来るな...バレたら終わりだからな。タイミングがあったら連絡するからそれまで蘭龍にいろ」
それってもう北斗に会えないってこと?
...けど北斗の為にがんばろう。

『...わかった。じゃあまたね』

北「ッすまない、莉子...」
北斗がそんなことを呟いていたとは...。
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