孤独なお姫様
蓮「俺の名前は九条蓮…おまえは?」
『…一ノ瀬類』
蓮「類か…いい名前じゃねえか」
男はそう言い優しく微笑んだ。

白龍が世界で1番強いということがわかり、蓮が総長ということもわかった。
みんなは俺のことをありのままに受け入れてくれた。
…ここが俺の居場所。

ー類side endー
類「蓮はさ、あの日俺を暗闇の中から救ってくれたんだ」
やっぱり蓮はすごいよ。
私だって蓮に助けられたんだから。

『類は類のままでいいんだよ』
類「美咲…」
『私にまだ抵抗あるなら話さなくたっていいし、変わろうとしなくていいから』
類「俺、美咲のこと好きだよ」
あ〜仲間としてね?

類「今、仲間としてって思った?違う。恋愛で、美咲のことが好き」
え…?ライクじゃなくてラブ!?

類「フッ別に美咲が俺のこと恋愛で見てないのはわかってる。…蓮が好きなんだろ?」
蓮のことが好き…?
考えてもみなかった。けどこれだけははっきり言える。
『私は、みんなのことが好き。仲間として』
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