孤独なお姫様
やっぱりみんな強い。
下っ端くんたちも頑張っているみたい。
白龍と風神の闘いは白龍の方が圧倒的におしていた。

ガチャッ
旭「ごめん、遅かった?」
旭陽が裏口に繋がるドアから入ってきた
『別に平気。…アレ持ってきてくれた?』
旭「もちろん。ほら」
そう言って袋を持ち上げた。


『…ちょっと着替えるからあっち向いて』
旭「ッわり。」
旭陽はハッとしたように向こうを向いた。

よし、着替えた。
私はいま闇蝶の格好をしている。
旭陽も悪魔の格好をしている。
旭「佐々木組だけど、多分裏口にいるとおもうよ。さっき俺が裏口入ったときに、組織の奴の車が置いてあったからね」
ふうん。あいつら、私を人質にするために裏口から入ろうとしたってこと?
卑怯な奴等。
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