孤独なお姫様

『じゃあ、行こ』
旭陽に呼びかけ、倉庫を出ようとすると
蓮「…待ってくれ」
蓮に止められた。

『なに？まだなにか用でも？』
あえて冷たく接する。…深く干渉されたら困るから。
蓮「助けに来てくれてありがとうございました」
白龍のみんながお辞儀をする姿が見えた。
『…別に。これが私の仕事だから』
蓮「あと、貴方は覚えているか分かりませんが…あのときは俺の仲間を助けてくれてありがとうございました」
…仲間か。あまり覚えてないけど…。

『いいえ。…じゃあ悪魔いくよ』
旭「ああ」
今度こそ倉庫を出た。

＿＿＿＿こちらを見ている怪しい影に気づかず＿