孤独なお姫様
『それって…仲間としてじゃなくて?』
蓮「違う。俺の女になれってことだ」
蓮が私のことを好き?思ってもいなかった。
…私は蓮のことを異性として好きなのだろうか。
いまいちはっきりしない。

『少し、考える時間が欲しい』
出た答えはこれだった。
これからちゃんと蓮のことを考えよう。そう決めた。
蓮「わかった。…少し目瞑ってくれないか」
目瞑る…?
『う、うん。わかった』
そう言い、目を瞑る。

ジャラッ
首に冷たい感覚がした。
蓮「…ん」
目を開けると、首にネックレスが付けられていた。
小さいハートがモチーフになっていて、真ん中には赤いルビーが入っている。
『かわいい。…これって…』
蓮「俺からのクリスマスプレゼント」
フフッ蓮からもらえるなんてね。
『ありがとう。ずっと大切にする』
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