孤独なお姫様
この日は土砂降りだったかな。

私は日直だったから、終わったら倉庫へ行こうと思っていた。

__プルルルル

電話が鳴り、画面をみると樹からだった。

『…はい。』

樹「…美咲、至急倉庫に来い」

そう言うとプツッと切れた。

言われた通り倉庫へと急いで向かう。

_バンッ

扉を開けた瞬間、莉子ちゃんが泣きながらボロボロな姿でみんなに囲まれていた。
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