孤独なお姫様
莉「…なんで守るの」
ふと莉子ちゃんがボソッと呟いた。
『え?』
莉「どうして私のこと守るの!あんっなに酷いことしたのにッ!」
こんなに怒鳴っているのを見るのは初めてだった。
樹たちもあまりのことに驚愕している。

ガラガラッ
するとそこに蓮たちがやってきた。
奏「あれ、お取り込み中だった?」
春「…ここじゃなんだから屋上に行こう」
春樹の一言で私たちは屋上へと向かった。

ガチャッ
春「お〜ちょう気持ちいい!」
湊「夏だー!」
いや、今は冬だよ。そう思いながらもスルーする。
奏多「それで?本当のこと話したら?」
莉子ちゃんは決心したように口を開いた。
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