孤独なお姫様
『けど、私みんなを巻き込みたくないの』
春「何言ってんだよ!俺らが京極っていう奴ぶっ飛ばすよ?」
『…そんな簡単じゃないの…。奴らは銃とかなんでも装備してる。言ってる意味分かる?』
蓮「…俺らが行っても返り討ちにされるだけ」
『うん…そういうこと。だからね、私が行くことにする』
湊「いやいや、いくら喧嘩できるからって美咲だけじゃダメだろ!」

『みんなにはもう1個、言わなくちゃいけないことがあって…私、闇蝶なの』
そういうと、その場が静まり返る。
…やっぱり…みんな裏切られたって怒るかな?
目をギュッと瞑ったとき
湊「すげー!」
類「…すご」
え?予想してた反応と違ったからビックリ。

『みんな、私のこと責めないの?』
奏多「責めないよ。…美咲ちゃんが闇蝶でも仲間には変わりないでしょ?」
奏多…みんな。
『ありがとう!ニコッ』
全「「「「「ずっきゅーん!」」」」」
その場の全員が撃たれたことにするよしもない。
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