孤独なお姫様
『あ、それで旭陽のことなんだけど…』
旭陽にチラッと目線を向け、合図をする
旭「木村旭陽です。…ちなみに美咲の右腕で、悪魔やってます」
またもやその場が静まり返る。
湊「えええええええ!」
いや、驚きすぎ。
驚きすぎて椅子から落ちてるから笑

春「すっご!闇蝶と悪魔がこんな近くにいたとかビックリ!」
興奮状態の春樹。
『みんなにお願いがあるんだけど…』
蓮「なんだ」
『旭陽を京極組のことが終わるまで、ここに置いて欲しいの』
奏多「…いいんじゃない?」
意外とあっさりと肯定するため、少し腰抜けた。

『蓮は?』
蓮の目をじっと見つめる。
蓮「…終わるまでな」
ってことはいいってこと?
『やった!よかったじゃん旭陽!』
そう言って笑顔で言ったものの…なにやら蓮とバチバチ火花を散らしている。
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