孤独なお姫様
『んで…ッなんで信じてくれないの!!』
そう言っても誰も信じてくれなかった。

樹「…追い出せ。二度と来るな」

樹がそう言うと隼人と蒼汰に腕を掴まれ倉庫の外へ出された。

莉子ちゃんを見ると笑っていた。

バタンッ

倉庫の扉が閉まり、雨が私の身体をどんどん濡らしていく。

『ッぅう…なんで…なんでよ』

ドンドンドン!

『私はやってない!!やってないってば!』

誰も何も反応してくれない。

私はこの日、何もかも信じられなくなった。
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