孤独なお姫様
蓮「健ッ!!」
奏「ッなんてことを…」
あり得ない。なにも関係ない人を撃つなんて。

智「いいねえ、俺はなお前が闇に落ちてくれればそれでいいんだよ」
『だったら私だけでいいじゃないッ!なんでみんなを…』
智「それじゃあ意味ないんだな〜殺るなら周りから徹底的に潰す」
この男は狂ってる。
改めて恐ろしさを痛感した。
智「まあどうせ俺はサツに行くんだろ?だったらもう怖いものなんてねーよ」
そう言って銃の先を蓮に向ける。
『ッ蓮!』
蓮のところに行こうとすると、
智「おーっと動くなよ?動いたら死ぬぜ」
もう1丁の銃をわたしに向ける。

『卑怯なっ』
智「最大の褒め言葉だな〜ニヤッ」
銃口が私と蓮を捕らえている。
どうしたらいいの…まさか2丁持ってるとは思いもしなかった。

智「俺に土下座して、1位の座をくれたら勘弁してやってもいいぜ?…どっちみちお前は殺すけどなあ」
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