孤独なお姫様
不適な笑みを浮かべながら私に目を向ける。
ここでなにもしなかったら…みんなは殺られるってことか…。
私が囮になれば少しは余裕が出るはず…。

『…わかった。けど、1度話をしたい。1回だけ彼等を外に出してくれない?』
智「そんなことしてなんのメリットがある?」
『…これからあなたが1位になるかもしれないっていうのに、今ここで公開してなっても黒歴史になるだけじゃない?』
智「まあそうだな。…言いだろう、おいお前ら全員ででけ」
よし、うまく行った。
1位になるかも?そんなわけないじゃい。
絶対に1位の座は譲らない。

蓮「…いいのか?」
優「みーちゃんも行こうよッ!」
みんなが心配そうに見つめる。
『…終わったらみんなで打ち上げでもしようね。蓮…頼んだよ』
蓮「…わかった」
そう言ってみんなは外へと出て行った。

蓮は通り過ぎるところでわたしに言った。
蓮「…あんまり無茶するなよ」
心配性だね、蓮は。
けど無茶はするかも。健まで撃ったんだから。
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