孤独なお姫様
蓮「フッこれからよろしくな。美咲」

『ッうん、よろしくね』

奏「美咲ちゃん、改めて。白龍へようこそ」

白龍は、蘭龍と違って心から安心できる。
そんな場所だと感じた。

__もう1回信じてみよう

そんな勇気さえも持てた。

奏「…ところで俺たちの名前覚えてる?」
『クスッ当たり前。覚えてるよ?』

奏「ならよかったよ。あ、俺たちのことは呼び捨てでいいからね?」

『うん、分かった』

そうくだらない話をしながら教室へと戻る。

ガラガラ

教室の扉を開けるといくつもの視線を感じる。
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