孤独なお姫様
全『「「「「!?」」」」』

この女が神崎…美咲か。
やっと見つけた。
そう安堵していると、女はバックを手にして立ち上がろうとした。

湊「おまえかー!!ずっと探してたんだぞ!」
手を握り、勢いよく振る。
…困ってるぞ、あの女。

屋上で話をしようとしたが、止められる。
樹「…おい、屋上は蘭龍の溜まり場だ」
あ?…あいつ、蘭龍の総長か。

俺たちを止めるとはいい度胸じゃねえか。
少し遊んでやるか。

『お前ら、なんて言葉よく使えるな?…俺たち白龍に向かって』
蘭龍の威勢のいい青髪の男に向かって言う。

案の定、言葉を失う彼等。

なぜここに来たかって
俺たちは神崎美咲を助けたいから来たんだよ。
ーーーそれ以外ない。
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