孤独なお姫様
総長の掛け声と共にチンピラが一斉に殴りかかってくる。
「おりゃー!」
『うるさい、黙って喧嘩できないの?』

一人一人、的確に急所を狙って倒す。
「ほら、脇がガラ空き」

ドスッ
男「ウッ」

殺気!
パシッ
後ろから鉄の棒で殴られそうになるところを素手で止める。
『素手で喧嘩もできないほど弱いのか?』

バンッ
鉄の棒を相手に跳ね返し、隙を狙って鳩尾に一発お見舞いする。

『…こんなもんかよ。残りは宮本貴志…お前だけだ』
総「ギャハハハ 悪いな、俺はこいつを持ってる」
そう言ってポケットから黒い塊を出した。
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