孤独なお姫様
それを見た途端、身体の血液が逆流するような感覚になった。
…銃まで所持しやがってとことん卑怯な奴らだ。

総「あっれ!いきなりびびってやんのか?」
なわけないだろ。
『そうやってお前は自分の身を守ってきたんだよな』
宮本は怪訝な顔をする。

『銃なんかで勝って、情けないと思わないのか?』
総「うるせえ!」

パンッ
撃った銃の弾を避け、宮本のほうに向かう。

パンッパンッ
全てかわしていく。
総「っおまえ、なんなんだよ!どうしてそんなに強いッ」

宮本の目の前までたどり着く。
『守りたい奴らがいるかだよッ』
銃を蹴り飛ばし、宮本の顔面めがけて拳を突き出す。

ドンっ
宮本は後ろへ吹き飛んだ
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