孤独なお姫様
走ってコンビニまで行くとバイクに寄りかかっている蓮がいた。

『蓮ッごめん!待った?』
息を切らしながら謝る。
蓮「別に待ってないから平気だ」
…本当は待ったくせに。ありがとね
心の中で呟いた。

バイクに乗り学校に着いた。
『みんなはもう教室?』
蓮「ああ。みんな待ってる」
今日も痛いほどの視線を浴びるが、不思議とあまり気にならなかった。
蓮がいるからかな。

ガラガラ
湊「おー!きた!美咲寝坊かよ!」
春「おっそいじゃん!待ちくたびれた〜」
教室へ入るなり湊と春樹が愚痴をもたらした。

『ごめんって!寝過ごしてさ』
奏「昨日寝るの遅かったの?」
『あーうん、まあそんなかんじかな』
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