置き日記から始まる恋。
5時限目が終わって、今は6時限目に入っている。
私は、またノートの端っこを切り取る。
そこに今日は、書いてくれた文の返信をしようと思った。
『授業って、必要なのか私にはさっぱり分からない。でも、あなたの言っていることも分からなくない気がする。
今回のテストは、友達が手伝ってくれなくなって自分で勉強することになって大変です。』
少し細かい字で、返信を書く。
テストを頑張るなら少しはちゃんと先生の話を聞かないと...!
私は、そのあと少し真剣に授業を聞いていた。