置き日記から始まる恋。
「あのさ...!水本くん!連絡先交換しない...?」
自分の言っていることがおかしいって分かってる、私だって!
でも、なんかすっごく仲良くなりたくて。
いつもどんなこと考えてるのかなとか。
すっごく知りたくなった。
私も、自分で何故だか分からないもん...
水本くんは、長い前髪の下ですごく戸惑ってそうだったけど、私の急のお願いに了承してくれた。
「ありがとう...!じゃあ...。」
そう言って、私は水本くんと連絡先を交換した。
水本くんのアカウントのところに「彗」と表示されてる。
「すい...?」
「ああ、それ。俺の名前だから。間違えないでね。」