置き日記から始まる恋。
私は、授業中ノートの端を切ってそこに
『授業ってなんであるんだろう?私にとって大切? 再来週のテストだって出来っこないよ...』
自分の気持ちをただ書きたい!という思いでつらつらと心情日記見たいのを書いた。
再来週のテストも、どうせ赤点だよ...
あーあ、もっと頭良かったら苦労なんてしなかったのに...
そう思って、外の青空を見つめていると授業終了のチャイムが鳴った。
ーーキーンコーンカンコーン
「祐希!起きてる?」
「あ、桜!起きてるけど、退屈だった...」
この子は、私の小さい頃からの親友の小田 桜(おだ さくら)。
私と違って、頭が良くてテスト前にはよくお世話になっている。
しかも、すごく優しいから私の自慢の親友!