置き日記から始まる恋。
それから、1時間...
私は、やっと全てのプリントを終わらせて今帰路に着いている。
流れで一緒に帰ることになった彗くんも隣に歩いている。
「彗くんって、頭良かったんだね〜」
「うん、まぁ。クラスであんな感じだし。」
でも、さっきから一緒に話している彗くんはとても面白くて、隣にいると心地よい。
話したの初めてなのにそんなに思わせる彗くんは本当にすごい。
「あのさ、すっごくわがままなんだけど聞いてくれる?」
私がそう言うと、彗くんがこっちを見る。
「私、彗くんと毎日話したいです...!」
「え?俺と?」
私は、うんっと頷く。
自分でも、さっきから変なこと言ってるって分かってる。