置き日記から始まる恋。


ご飯作ったり、お風呂に入ったりしていたらあっという間に彗くんと電話の約束をしている時間になった。






私は、彗くんに電話をかける。




スピーカーだから発信音が部屋に鳴り響く。






『もしもし?』





発信音が止まったと思ったら、彗くんの声が聞こえた。






『あ!彗くん。こんばんは。』


『こんばんはって。まぁ、こんばんは。』






そう彗くんは、笑いながら言う。





『勉強やった?』






ーーやってない...






『沈黙ってことは、やってないね?』


『はい...』






やってないことがバレました...



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