置き日記から始まる恋。
私は、窓から差し込んでくる光が眩しくて目が覚めた。
寝そべったまま横を見ると、そこにはスマホがあって...
「...あ!!」
そういえば私、彗くんと電話してたんだ...
いつのまにか、寝落ちしてた...
私はそう気づくと、飛び起きて彗くんに謝罪のメールを送る。
『昨日は、寝落ちしちゃったの!ごめん!』
私が電話しようって言った張本人なのに、悪いことしちゃったな...
ベッドの上に座って、ボーッとしてると急にスマホのアラームが鳴った。
学校に遅刻しちゃう...!!
そう言って、私は部屋を出た。