置き日記から始まる恋。
「彗くん!」
私が、後ろ向いてそう言うと「なに。」と言われる。
「なに。って!話そうー?」
「なんでよ。」
「だって、私話す友達今いなくて!」
私がそう言うと、彗くんは眉間にシワを寄せた。
「俺はいいけど、周りに白い目で見られるよ?」
でも、私は彗くんと話したいし...
クラスのみんなだって、私と彗くんが話しているのを見れば、彗くんにも友達が出来るかも!!
「いいよ!私は!」
「なんだそれ。」
彗くんは、そう言いながらも次の授業が始まるまでの時間私と話してくれた。