秘密レター

この授業だけでノート結構破いたな、次はノートじゃないやつに書かないとノートがビリビリになりそう!
何に書こうか?
なんて 思ってると


「舞!」

「あっ、夏!」

茶髪で胸ぐらいまである髪を耳にかけなが私の前の席に幼馴染みの上川夏が座った

「私てっきり舞が当られたとき寝てて先生の話聞いてないと思ってたのに何で答えられたの?」


ギクッ!

「な、なんで 」

分かったの?!
私の幼馴染み鋭すぎ!
席も近いわけじゃないのになんでわかるんだろう?


「そりゃ 慌ててたしぃ、 何年も一緒にいるからね!」

う、ん まぁ分かるか 夏なら

日出君のこと言っても問題ないよね?

「えっと わた」

「あーそれ 俺も気になってた!」

えっ?
私が理由を言おうとしたら日出君が会話に入ってきた

えーっと
これは 言わない方がいいのかな?


「あはは 、 ウトウトしてたんだけど何となく先生の話聞いてたから テキトーに言ったら当たった」

「えっ! 凄!」

とわざとらしく?驚いてる日出君に対して

「ふーん」

と言いながら ジトーと夏が疑いの目で見てくる


やっぱり苦しい言い訳だったかな?
う~ん どうすればいい?
夏、鋭いからな...

誰か何か言って!!
なんてことを思っていると


キーンコーン カーンコーン

あっ!チャイムなった!


「 ほら夏、席戻んないと」


えー 何て言ってる夏の背中を強引に押す



チャイム!ナイスタイミング!
心のなかで親指を立てた


それにしても何で日出君は夏に言うのをとめたんだろ?


視線を隣に移す

日出君は真剣な顔でなにかを書いていた








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