淡雪

忌まわしの記憶

「なぁ…」

「どーも、田中さん♪お久しぶりですね!」





海の言葉を遮るように田中さんに挨拶をした。







「おぉー結衣ちゃん!早く隣に来ておくれ!!」




「失礼します。最近田中さん全然来てくれなくて、とっても寂しいんですよ!」






海は大人しく後ろに引っ込んだ。














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