2人で誓いの言葉を
「そう君は本当によく頑張ってくれた
後輩の教育もしっかりしてくれて
本当に感謝しているよ」



待って〜私は辞めさせられるの⁇
みんなそのままなのに⁇
動揺していたが…顔には出さなかった



「急な話だが…
来週から代表の秘書になってもらいたい」



よかった〜クビじゃあなくて
…⁇いや〜喜んでる場合じゃない



代表の秘書⁇
秘書はいるでしょう!いくらでも
いなければアメリカから連れてくればいい話
なんで私なの⁇



「なぜ私なんでしょうか⁇」



冷静を装って聞いてみた
そうよ!
そこが聞きたい!



「これは私にもわからないが…
代表が君を指名したんだ」



あ〜そう言う事ね
私…指名頂いたんだ



「え〜!指名〜!」




ちょっと待って…
頭がついていかない
代表は私の事を知らないのに⁇
指名してきたなんて…意味がわからない




「今日午後には辞令を出すから
君には拒否権はないからね
合併の話も今日社員に通達するから」



もう社長の声ははるか遠くに聞こえる






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