2人で誓いの言葉を
ここは古びた居酒屋だけど入社した時から
お世話になっている
夫婦で切り盛りされている小さな居酒屋
私の心のよりどころ



奥さんは私と川島が付き合ってるって
勘違いしている
まあいつも2人で来るからかもしれない
最近は否定もしなくなったけど…



大将が川島に



「なんか静流ちゃん荒れてるね〜」



と小声で言っていた



その声を聞き逃さず



「大将〜これが冷静になれますか⁇
来週から私は秘書ですよ!秘書!
アメリカから連れてくればいいのにね!
なんで私なの⁇大将〜」




「え〜静流ちゃんが秘書⁇
じゃあもううちには来てもらえないのか…」



寂しそうに言うから



「来ますよ!来ます!
秘書だからって関係ないです
ね!川島〜」



「うん…そうだね」



「そりゃあ
嬉しいなあ!いつでも待ってるからさあ」



「ありがとう〜大将〜」












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