2人で誓いの言葉を

静流は驚いていた



「どうして…ここに⁇」



震えているのがわかった



「ごめん…静流」



と言ったと同時に静流は意識を失って倒れた



「静流!静流!」



返事がない…



そのまま抱き抱えソファに寝かせた



俺は目を覚さない静流を見ていた
この7年間苦しんで来たんだな
耐えようと頑張ってきたんだな
俺の身勝手さで…
だけど俺は間違った選択だったとしても
君の隣で生きたかった



静流の髪を撫でた



逢いたくて…逢いたくて
君がいたから頑張れたんだ


< 55 / 106 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop