2人で誓いの言葉を
静流が目を覚ました
よかった…



静流は



「どうして⁇」



と聞いた



「君に逢いたかったから」



素直にそう思っていたから



「………………」



「ずっと君を想っていた
必ず君の元へ帰るって決めていた」



「………………」



今までの話を聞いてほしくて



「話を聞いてほしい」



と言ったが…



「はあ⁇今更なんの話があるっていうの⁇
何君に逢いたかったなんて言うの!
あの時…私がどんな気持ちでいたか…
貴方にはわからないでしょうね
貴方には時間が進んでいるんでしょ⁇
だけど…私はあの時から時間が止まってるの
貴方が"ごめん"と言った時から!」



と言って静流は部屋を飛び出した



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