2人で誓いの言葉を
さすがに俺も限界だった



夜…静流のマンションに行った



引越ししていると思ったが…
住所を調べるとそのまま住んでいた



静流が帰った後マンションに行ったが
帰ってない…どこに行ったんだ
俺はひたすら待った



どのくらい待ったのか
静流が帰ってきた



静流の隣に男⁇誰だ⁇



それは静流の同期の川島だった
俺は後輩の川島を可愛がっていた
当時は俺と静流の事をとても
喜んでくれていた



川島は俺が代表になった事は静流から
聞いていると思っていたが…
知らない様だった



静流は



「ごめん…川島
言い出せなかった」



と謝っている



川島は俺のそばに来て




「なんで今更…静流の前に現れた⁇」



と憎しみを込めて言った



「川島…」



「お前!」



と胸ぐらを掴んで来た



静流が止めた



そうだよな
静流を捨てたと思っているよな…
川島にも真実を言っていなかったから


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